灰色猫のお気に入りの歌一覧
利己翔
赦せればどれほど楽になるでしょう錆びきった鍵を大事にしまう
5
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中野美雄
弟よかつて我と 棲まむとせしを 我去りにしを 我を去らむか
4
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恣翁
滾つ音にほたえて 廂くねりながら 根刮ぎ流れて 直し超えけり
11
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みやこうまし
台風の逸れたる後の静けさにほっとしている手前勝手さ
17
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恣翁
日盛りは 「暑さ酷し」と漏らせるも 秋立てば 宵に蟋蟀の鳴く
18
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夢士
夜の更けて強まり来たり雨と風窓打つ雨の音の激しき
18
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ガイトさん
子どもの目希望の星が輝いて夜空の深い黒さ湛える
5
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詠み人知らず
背伸びして頬張る茗荷は戒めに世渡り下手の我が身を締める
7
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大野 冨士子
眠ったか?気怠い女性ヴォーカルが 遠い世界で 再生される
41
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夢士
野分来る黒雲迫り南風早めの帰宅一人酒酌む
13
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夢士
水鳥の餌を食む姿凄まじき飽くこと忘れ眺む夏の日
13
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朔夜
渦を巻きうねる雨風警報中ただ粛々と降りる旅客機
6
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只野ハル
台風がかなり近くを通過してそれなりの風それなりの雨
14
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ガイトさん
夜ご飯まであと少し炊飯器早く炊けよと発破をかける
4
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石川順一
倉知とか倉田とか言う名前にも俳人思う夢の中かな
9
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石川順一
吹き荒ぶ風に雨脚強くなり嵐の夜に勝手口鳴る
13
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中野美雄
日暮れて雨 降りいづるなへに鳴きさけぶ 蝉よ もう秋 秋来るなれと
4
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大野 冨士子
風邪を引き反射のように呑んでいる 早めのパブロン 犬はパブロフ
116
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へし切
ゆく夏の暑さ残りき赤とんぼ群れて舞ふ野に秋立つを知る
31
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KEN
信夫路や林檎の実の先積乱雲おもい重ねし広島・長崎
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