石川順一のお気に入りの歌一覧
ひなこ
夢を見る過去のわたしに終止符を あなたの「きっと」はもういらないわ
10
もっと見る
藍子
モーツァルト私が嫌いになったのは貴方の面影思い出すから
12
もっと見る
只野ハル
破れ障子の一ますをスティック糊で貼り替えてそこだけ白く
16
もっと見る
コーヤ
色づいた落ち葉のいろの鮮やかさ曇り天気もあたり明るし
21
もっと見る
コーヤ
君とゆくこの世の旅路愉しみて彩り豊かな華織り残し
19
もっと見る
狭間
鮮やかに 赤く染まりて ゆらゆらと 湖上の波に 漂う紅葉
4
もっと見る
狭間
山間の ひなびた湯宿 眼下から 川のせせらぎ 心滲み入る
7
もっと見る
松井一馬
海月の心臓触るほど無神経なあなたに合わせた椅子です
2
もっと見る
松井一馬
腹を開き、網に乗せられてもまだ君は価値観のことをぱくぱく言った
3
もっと見る
松井一馬
つまらないと思っていたのはボウリングではなくボウリングの案を出す人
2
もっと見る
松井一馬
この気持ちを説明できる言葉がある国に行くわ、とりあえず死ね
2
もっと見る
夢士
街路樹の銀杏欅の色づきてノロリノロリと行き交う車
17
もっと見る
浅村由基
窓がらすつゆを返せど白む息僕はかわらずここにいるのに
5
もっと見る
inosann
ドアを開け外の空気を受け入れよこもれる命が尽きるまでには
16
もっと見る
恋葉
モノクロの写真が色づく時がある時代と時代が引き合うように
4
もっと見る
恋葉
暑いやとジャージ脱ぎ捨て白き腕わづかに冬の光に染まり
5
もっと見る
葱りんと
奥さんが ニコッと笑顔で いるのなら 500円のワイン 安いよコスパ
10
もっと見る
恋葉
生命は卑しきものぞ腋窩には噎せ返る程黒き豊穣
4
もっと見る
恋葉
幽霊のような北風耳元を舐めて過ぎ行く次の人へと
4
もっと見る
夢士
空青く芒の原の風白し進み往く道秋の色濃く
21
もっと見る
[1]
<<
2196
|
2197
|
2198
|
2199
|
2200
|
2201
|
2202
|
2203
|
2204
|
2205
|
2206
>>
[2319]