詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
銀杯に君を想いて酌む酒に花のひとつをそっと浮かべる
27
もっと見る
吉野 鮎
はにかみて詠む短歌一首すきあらばやわき羽毛に疵包み抱く
13
もっと見る
吉野 鮎
ときめきを燈しゆく汝青さかりゆらめきつささやく肌のぬくみを
9
もっと見る
詠み人知らず
肉親や友への情に欠ける我左の親指血ふけど皮剥く
13
もっと見る
横井 信
様々な 味を誇りて 苺なる 大きなハウス 並んだ中で
7
もっと見る
林林
痛そうに割れたあなたの指先に何を塗ったら滲みないかしら
16
もっと見る
石川順一
黄金の味や和風ノンオイルドレッシングが夕餉に使われ
8
もっと見る
葱りんと
息吸えば 冷気瞬時に 目が覚める 朝の雪はね 冷えてて軽い
10
もっと見る
ふじこ
待ちわびた春立つ風が吹きし今日ときは来たれり飛べよ空へと
16
もっと見る
林林
蓋付きの衣装ケースの二段目にふわり毛糸の服と帽子と
16
もっと見る
千映
蔵王産太っちょ大根乱切りの煮物はきっと母は喜ぶ
18
もっと見る
吉野 鮎
隙あらば膨らみてゆくかなしさを抱きしあなたの春色のうた
20
もっと見る
滝川昌之
受験日が近づく重圧肌が荒れ春を夢見て親は寄り添う
23
もっと見る
へし切
世の中に常なるものの無かりけり 原発 国防 安全神話
23
もっと見る
林林
うたのわに帰り来る友出迎えるやっぱりみんないてくれなくちゃ
24
もっと見る
コタロー
古ぼけた空き家に伸びる芒の穗主人の事を知る由もなく
8
もっと見る
詠み人知らず
お騒がせして友の手すら振り払い飛び出し出戻りごめんごめんなさい
16
もっと見る
横井 信
いにしえの 夢を語りし 科学者の 求めしものか 人工知能
10
もっと見る
へし切
荒野にも季節が廻れば花は咲く雨の日もあり晴れの日もあり
21
もっと見る
滝川昌之
二軒目のバーに忘れたストールを取りに行こうか買うが安いか
19
もっと見る
[1]
<<
215
|
216
|
217
|
218
|
219
|
220
|
221
|
222
|
223
|
224
|
225
>>
[243]