紫苑のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
満月にスキップしつつまた君と逢える日おもふうさぎの如く
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みやこうまし
陽が昇り雪肌きらら東山 総身に飾るピンキーダイヤ
17
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浅草大将
摘みにゆく野辺はいつしか消えはててスーパーに値ぞはるの七草
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浅草大将
長妻は老いて岡田はあれ果てて道は細野でなに家が立つ
10
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みやこうまし
雪の街 全体主義の悪夢にて その均白に恐れを抱く
14
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へし切
赤々と月だに燃へる夢のあと 吾老たれど来べき恋かは
17
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みなま
ベランダに残りし雪に跡つけて流感癒えし娘ようように笑む
14
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みなま
雪の夜音皆消えてひたすらに雪降りしきる音のみ積る
18
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ふきのとう
一面の雪景色のなか立つ鳥はやわらかき陽の空に飛びゆく
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只野ハル
固い鯛つつき疲れて肩痛いなどと思いつ黙して食す
10
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悠々
初明り照らす極楽また地獄今年も観るか此の世の万華
25
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松本直哉
やはらかきぬのにてぬぐふ重箱のうるしのくろきひかりをめでつ
13
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浅草大将
たみ草を君がにはにぞ守りびと死してしかばね拾ふ者なし
13
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みなま
分かち合うひとなくすぎる冬のひにたえてしまえよ咲く風の花
15
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みなま
巣立ちゆく子を祝えない我がいて目の前の柚子ぎゅうっと潰す
18
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悠々
初雪のかすかに舞ひてやみたるは遠きより來し父母の聲かも
22
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falcon
月青く憂ふるおもひを中天にとどめて白し庭前の霜
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falcon
改憲を見ずに逝かむと語りたる恩師の訃報つたふる賀状
12
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浅草大将
風に舞ふ雪ひとひらに人や見む世もあらたまの春のはつ花
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恣翁
北野さんの牛の石像 撫でたれば 些と温もるや 冷たき肌
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