さるのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
電話にて長話するわれと義母みつむる夫の顔のほころぶ
14
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詠み人知らず
水やらずかれし朝顔よみがえりわれと同じくひょろひょろたちし
10
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まるたまる
君と住む部屋の間取りを考えて満足したら破いて捨てる
15
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まるたまる
風化して欠けた心を埋めたくて嵌めて外して深くした傷
10
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まるたまる
昼顔が雨に打たれて倒れてるセックスじゃなく恋がしたいの
13
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まるたまる
もしかして電話に出るのをやめた時無かったことになって行く恋
9
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まるたまる
その花の名を知りぬれば近寄りて手を延べて呼ぶ凌霄花
10
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ほたる
シシトウの緑ざくりと切る時の匂いは君の言葉のようだ
8
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螢子
木洩れ日がふたりをつつむ城山の樹々が見守る初夏の恋
14
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螢子
眼裏に幼き顔の君がゐてわらべの館に唱歌流るる
9
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まるたまる
はまなすの赤き実生れば汗ばんだ君のうなじに涼風ぞ吹く
13
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螢子
ねむれずにツィートしてる午前4時勝手にエアコン入った不思議
7
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まるたまる
「帰るね」と言ったら君は寂しそう嘘じゃないならぎゅっと抱いてよ
15
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詠み人知らず
手折られるほど弱くない芍薬が愛の重みを受け止めて散る
18
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詠み人知らず
蝶の様に不規則に舞う貴方など標本にする趣味など無いわ
4
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詠み人知らず
青春に帰りの切符なんぞない旅先で掴め!一瞬の光!
3
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詠み人知らず
ちょうちんにあかりが灯る嗚呼此処がが帰ってもいい場所だって知る
5
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詠み人知らず
思春期の膿んだ心の持ち主が頑張って着る夏服の白
8
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ふきのとう
朝ぼらけ電車の音の聞こえくる旅情あふるる山あいの宿
6
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卯月
潔くカッコよく生きるあなたを今度はわたしが探しにいくわ
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