月虹のお気に入りの歌一覧
あゆか
新聞で初めて知った災害よ地球は人を殺めるなかれ
10
もっと見る
千映
国内の最高気温出し日にカテーテル手術の入院日決まる
9
もっと見る
千映
上からの目線で話す我が夫病気にオロオロ弱虫小虫
14
もっと見る
詠み人知らず
ほおりこんできた成功なんて知らないし書き捨てたもので溢れ壊れろ
11
もっと見る
夢士
生い茂る夏草の香や汗まみれミニ菜園の午後の草取り
15
もっと見る
林林
この家の空気を吸って育つから家族も窓辺の鉢植えたちも
27
もっと見る
秋日好
キッチンを水浸しにして彼シャツを羽織ってみたけど彼は寝ている
19
もっと見る
煩悩
指紋鑑識官に採取されてしまう昨夜のキスのサンプル
8
もっと見る
吉野 鮎
向日葵の迷路彷徨ふもどかしさ死に體列島灼熱の中
18
もっと見る
藤久崇
高光る 日こそ休めよ ぬばたまの 黒き使いも 蔭に隠れば
22
もっと見る
藍子
灼熱に負けず劣らず熱くなる高校野球球児よ頑張れ
16
もっと見る
コタロー
歩きたる吾の影追ひ越す影ひとつ見上げる空に蜻蛉が飛ぶ
13
もっと見る
横井 信
宇宙から優しく色が抜けてゆき白く霞んで遠き山の端
15
もっと見る
へし切
夕暮れて なほ 降りやまぬ蝉しぐれ こころに聞きし せせらぎの音
25
もっと見る
詠み人知らず
コンビニの明かり見ゆればホッとせり ウンコ座りのにいちゃん居れど
13
もっと見る
石川順一
とんぼうは庭でも鎮守の森でも見る青きカエデも少し色付き
19
もっと見る
河のほとり
つつみかね思ひの色の満ちぬれば夕べの空のかくやかなしき
19
もっと見る
灰色猫
左手のリスカの傷をなでながらこれすら形見になるとは知らず
33
もっと見る
灰色猫
反目し不肖な我を叱咤するそのひたむきな声を忘れず
40
もっと見る
灰色猫
奇跡など起こりはしない焼き場にて儚き蝉のひたむきを聞く
57
もっと見る
[1]
<<
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
>>
[728]