猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
狭霧
踏み割るは隠しもあえぬ意図なるをさらだに隠すこころみながら
4
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狭霧
あずさゆみ春立ち返る今日よりは空の色さえ仄めきにけり
12
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狭霧
寿ぎて八千代の春を祈らばや君がめでたき紅梅の袖
6
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只野ハル
ホテル・カリフォルニアのエンディングをフェイドアウトされたような気分だね
6
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狭霧
薄雪の路地に俄かに咲きいでし梅花のごとき猫の足跡
40
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狭霧
狭衣をかえす夜々さえあじきなき思い寝に見る夢しなければ
5
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狭霧
いそのかみ降り積む雪に枯れ枝も栄えていとぞ芽出たかるらん
9
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東大寺
手造りの お節料理に 弾む声 日本の家庭は かくあるべきか
5
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水島寒月
風吹けば風に戦ぎて柿の葉の乾ける音を聞くも哀しき
3
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浅草大将
若菜摘みて帰る日暮れはかすか野に紅にほふ沫雪ぞ散る
19
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絵奈
チャイを淹れてひと息つくこのシナモンのかほり匂ひ橘
5
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詠み人知らず
現身の幸こそあらなきみがため訪ひて祈らむ白峰の奥
19
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狭霧
流るればまたも乱れて孕むめり絶った積もりも絶てぬ仲かな
2
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狭霧
惜しみなく降る久方の陽を浴びぬ雪の薗辺に若菜摘みつつ
8
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狭霧
やよ詠え憂しも嬉しもことごとに詠いて人とそを分かつべし
7
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さる
小夜更けて天井の板見つめたる有為転変の人生思ふ
10
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狭霧
眺むれば早七種は青み出て畑の息吹や雪の斑消え
10
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詠み人知らず
虚無感と生きる気力を失いて胡蝶蘭の花を思わずみつめる
10
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狭霧
巻き初めし御腰変われば菊の花色さえ香さえ移ろいにけり
6
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狭霧
弥猛に登らむとても富士の峰の鷹きを見れば茄子すべもなし
3
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