詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
デラモルテ
標め結ひしこころの野邊に遲咲きの春爛漫の花盛りかな
13
もっと見る
へし切
風なくも命尽きるを悟るがにぽとりと落つる花ぞ哀しき
44
もっと見る
詠み人知らず
新月に祈れば必ず叶うとか 信じてみようか宙のジンクス
14
もっと見る
詠み人知らず
ジュテームはジュヴゼームより軽いらし独語になるともっと重くて
4
もっと見る
inosann
眠れない夜をそのまま受け入れて床に吾身を委ねよこたう
16
もっと見る
へし切
里山の水泉動く谷の川瀬音さわがし春を告げゆく
23
もっと見る
日向猫
A面とB面があったレコードとカセットテープの有機的音
21
もっと見る
大埜真巫子.
いつだって 崖淵爪先立っていて生きるしかない 生きるしか 無い
34
もっと見る
inosann
もし仮に永遠の命得たとして死ねない恐怖のあるやもしれぬ
19
もっと見る
みやこうまし
三寒と四温の波に目覚まされ御所の梅花のぱらぱら咲けり
8
もっと見る
デラモルテ
カノーヴァの春霞み立つ三美神甘い接吻アモルとプシュケ
8
もっと見る
へし切
閑暇得てうつらうつらと昼寝する鳥はさえずり夢見を覚ます
19
もっと見る
日向猫
ようやくの陽射しほろほろ温みだし ぺんぺん草のはや揺れており
25
もっと見る
デラモルテ
藝術は目覺めし者の技なるや眠れる吾を起きよと誘ふ
18
もっと見る
inosann
取っ手だけ壊れて直ししコップ見て心も身体も治せば使える
14
もっと見る
詠伝
お雛様一番上の夫婦より三人官女の恋が気になる
35
もっと見る
へし切
八重と咲き色香に迷ふ寒桜冬の名残りの青空見上げ
23
もっと見る
日向猫
陽の色が違うと言って顔上げる その真っ直ぐが人をひっぱる
22
もっと見る
inosann
雲間より扇を広げしごと出づる幾条のひかり海面てらす
16
もっと見る
へし切
変わらぬに昔は春を愛でし吾老ひては何故に春を悲しむ
42
もっと見る
[1]
<<
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
>>
[57]