文麿のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
比例する洗濯ものと仕合わせの 数を並べた団地を抜けり
18
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もなca
四方からとりどりの傘がいっせいに流れほどけてゆく交差点
16
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みなま
夫亡くて料理のウデもおちました クックPでも覗いてみるか
6
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みなま
行く先も道筋すらも見えぬまま 君亡き後を独り歩みつ
16
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ふきのとう
テレビにて百万石行列ふと見れば子供時代に思いめぐらす
10
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ふきのとう
一つづつえんどう豆の筋とれば母の思い出指先にあり
34
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inosann
客のくれる期待値順に明日からの訪問予定を空白に記す
8
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詠み人知らず
髪を染めスーツでしゃがむ青年に あるはずもない肉と精神
8
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聴雨
つばくらめ軒を仮寝の宿として羽繕ひてふたたび出でむ
20
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聴雨
夏時雨 白雨 青梅雨 虎が雨 名のあることを知らず降る雨
9
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夏恋
わたくしが望んだものを君はくれ何も奪ろうとしませんでした
15
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日向猫
そら耳の「ただいま」にさえときめいて惑う想いを君は知らずや
27
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日向猫
均一に円い林檎に鼻を寄せて ピョン と跳び退く気ままな仔猫
30
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聴雨
空おもくあしもと濡るる憂鬱をぬぐふ朝のまろき紫陽花
9
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詠み人知らず
忘れられ埃かぶった誕生日 そっと私は自分に詫びる
14
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あんこ
歌を詠み互いに送るいにしへのロマンチックな恋に憧れ
4
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inosann
命あり健やかで仕事ありし事を吾かみしめる夕餉のだんらん
13
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春咲
いにしへの 言葉を聞きて 母答ふ 今の言葉は 日本語かしら?
9
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デラモルテ
夏祭り六魂祭に湧き上がる梅雨の晴れ間にブルーインパルス
9
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たんぽぽすずめ。
依頼者の気持ちも汲んでミスをせず出来た業こそ自分の仕事
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