まぽりんのお気に入りの歌一覧
洩矢転石
優しくも強くも偉くもなりたいができればぼくはバカになりたい
7
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KEN
さみだれに 火の穗立つ如 忘れ草 いちりん折りて 思ひに翳す
10
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横井 信
僕だけがそっと出てゆく夏休み青田を渡るしら鳥の陰
11
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詠み人知らず
やわら陽に開き始めし沈丁花ほの甘き香を風にのせくる
8
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詠み人知らず
清明や渡る掛け橋風にほふ天地すがしき早緑ゆする
9
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詠み人知らず
この星に逢へたる竒蹟よ花に花 めぐりくる縁でこの星に生る
9
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うすべに
雨走る 墨染めの雲山隠し 翳る青田に鷺の白立つ
11
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夕夏
せんきょとはえらぶにあらずこっかいをせんきょするためだけのいいわけ
5
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滝川昌之
予報士の見通しよりも明確に雨季の終わりを告ぐ蝉の声
20
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ななかまど
うねくねと太古の流れ釧路川くねのあたりに鹿の兄妹
8
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千葉 甫
光りつつ窓の外行く草の絮見えなくなるまで互いに無言
5
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ガビー
ゆらゆらと車掠める紋白をルームミラーでそっと見送る
6
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ガビー
小雨降る宿毛マラソンゲートインひとりひとりの名前呼ばるる
4
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詠み人知らず
きっかけは些細なことで揺れ始め頭で描く心の振り子
4
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可不可
夏やすみ浮かれる口に三十一文字うかばなかった遊び盛り
9
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詠み人知らず
友からの手紙に添えある一枚の木の葉の栞にこころ和みぬ
11
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詠み人知らず
病院の広き中庭七変化目に一時の安らぎ与え
8
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萱斎院
はちすばの露のいのちと知りてなほ 結ぶちぎりの果てぞかなしき
9
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つゆふみ
名づければ 姿を隠す竜ならば「名づけられないそれ」と名付ける
9
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つゆふみ
海も地もみんななまえを変えたなら言いあらわせる はずなどないさ
9
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