詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
こつこつと創れるものを作りつつ歩いていこう残らなくても
21
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灰色猫
またひとつ旅路を終えた誕生日またひととせの旅立ちの日
19
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詠み人知らず
正午きみ光のわっかを溶かしをり 湯上がりの香をまっすぐに嗅ぐ
19
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夢士
冬日差す北風の中水仕事ゴム手の指の関節痛し
15
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恣翁
百種の古衣 軒端の東雲に 直りてあらな 難しけれど
14
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横井 信
飛び上がる 青鷺追って 走りたい リハビリ歩く 川沿いの道
11
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半格斎
皿盛りの琥珀色した大根の 湯気立ちのぼる冬寂びの夜
22
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中野美雄
御社を守る槻黄葉舞ひ散れば逝きにしきみの思ほゆるかも
10
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滝川昌之
一心に玩具売り場を巡る子の目の輝きよ聖夜を照らせ
24
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へし切
淋しいねこころも老いしこの身にはジングルベルが届かぬ十二月
24
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石川順一
鳥の群れ田圃へ急ぐ自動車を避けつつ穀物目指し群れ飛ぶ
14
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石川順一
神社には常緑樹のみ多かりき川には桜の裸木多し
16
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詠み人知らず
三十路にて姫と呼ばれしいきもののお花畑とお砂糖の城
15
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横井 信
日が沈み 街灯ともる 路地裏を 本を抱えて歩く冬の日
16
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半格斎
雪鳴りも終えて清し冬の夜に 食むる蜜柑の香り ただよう
15
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秋日好
生まれ来てよかったのだと思わせる冬の陽射しがベッドに遊ぶ
23
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灰色猫
春眠の夢とうつつに香りたつ白き梅花を手折るまどろみ
21
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灰色猫
白き息ほのかに香る吟醸の冬の宴に開くむねの花
17
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灰色猫
清らなる棚機津女の織る水の衣に灯る織姫の恋
17
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灰色猫
海鳴りに静かな君の歌想う眠れぬ夜の底に沈んで
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