恣翁のお気に入りの歌一覧
悠々
ラジオからノイズ激しき聲告ぐる想定外の惡夢情報
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紫草
紫の切子グラスで飮む酒の たとへば君の口づけの味
16
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卯月
たれもみな死の上に生をまとひをりうたかたの世に浮かぶパレード
15
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笑能子
算盤は刹那の為に弾かずに明日の余剰を喜ぶ為に
2
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詠み人知らず
やさぐれは心の内を詠んでいます人見知りにて 申し訳なく
2
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詠み人知らず
久方に父と話せば 少しだけ許せる気がした老いを感じて
4
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詠み人知らず
心をも癒せるひとに なれるよう戴帽式の白き乙女よ
2
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ゆみうさ
月曜はあかい魚を体内に泳がせながら電車に揺れる
15
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空蝉
南天の粒ごとに雨の留まりて鼻孔に届くゆうげ時かな
2
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詠み人知らず
近き日にやがて記憶の人となる 身近の人との今日だと気づく
8
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やながわ亜弥。
明日には元気に笑えますように熱い 熱いシャワーを浴びる
8
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詠み人知らず
行秋に手繰る吾身の出来事や小さきなりともあれやこれやも
6
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楓
十二の神将像勇み立つ新薬師寺に心奪われ
3
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楓
大和路の暮れ行く空に光差す秋の風吹く二月堂にて
5
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せいか
相思華風を受けつつ凛と咲く 思えど会えぬが美しきかな
7
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北大路京介
初めては好きな人とがイイんだよ後に改ざん自分の記憶
7
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まがね
年をとるほどに可愛くなっていくほんに女はずるい生きもの
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聴雨
降り初むる雨に心は奪はれて今詠みかけの歌をうしなふ
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詠み人知らず
タッパーを綺麗に洗い 返送す詩集を添える 姉の優しさ
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詠み人知らず
バックミラー手を振る母の姿あり角を曲がれば 涙溢れる
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