日向猫のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
小うるさい一匹の蚊にプシュリって押すのも癪でパチンと叩く
6
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みなま
すわ事故か 爆発したかと身構える山のあなたの花火の音に
8
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詠み人知らず
静寂に蛍がしんと居るだけで 宇宙の真理が見えた気がする
15
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河のほとり
山路には雲吹きはらふ風もなく静けき木々にタ立のふる
20
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河のほとり
山風のしばしば吹けば村雨のあとの草木の露は散りつつ
6
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河のほとり
森の道あるかなきかの夕暮れに絶えず聞こゆるひぐらしの声
9
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恣翁
大仰に顔顰むれど 太腿の弾む触感に 目を細めたり
22
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たんぽぽすずめ。
もうそれは手塚治虫のアニメから出て来た如き篠田麻里子や
8
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詠み人知らず
二連ある手前の山が先に去り 月は無音で宙に貼りつく
19
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文麿
山鳩のかはらずに啼くこの里に夏の來にけり君去りし今
13
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桜園
医療ミスで銀歯を一本削られて噛めず体重八キロ減
12
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もなca
ガラス戸に気配を消して張りついてヤモリが獲物を待つ熱帯夜
21
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詠み人知らず
障害を「障がい」と書く報道の 無知が差別を増幅させる
15
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inosann
先祖よりの山川のかたち変わりたる悪天候の影響うけて
9
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みなま
いまもなお陽射しの中に佇んで祈る目尻の涙忘れじ
15
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帆糸子
夏空の縁に搖れたる髮飾り薄紅色の百日紅かな
7
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あき
本番がくるかどうかは別として編み込みヘアも練習しとく
14
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みなま
曾祖母は裸足で倒れていたと聞く即死であれと願ふ夏の日
18
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ビビ
「夢」「希望」「仲間」を語るその口に飲み干されていく酒の名「魔王」
6
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ビビ
六月の雨に身体を押さえられ 濡れた背中にすがりもせずに
7
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