滝川昌之のお気に入りの歌一覧
コタロー
刈田より雀千羽が飛び立ちて電線埋めるまるでヒッチコック
8
もっと見る
コタロー
あれほどに喧しく鳴く鴉等も飽きて夕闇寢ぐらへ歸る
9
もっと見る
千映
火葬場の真っ赤なもみじに迎えられ焼かれた父の骨太かった
13
もっと見る
横井 信
穏やかに 踏切しまり 立ち止まる 葉っぱの落ちた 木の傍らで
14
もっと見る
千野鶴子
珈琲は甘くするのが好きだとか些細な好み知れる幸せ
9
もっと見る
源家末裔
変わらずに警備員ども無礼なり買い物中にストーカーされ
5
もっと見る
近江の人
同窓会当日までの長き事女子に戻りて思いあれこれ
6
もっと見る
こぐまじゅんこ
子どもらが私のひざに手をのせて絵本を聞いてる読み聞かせの日
8
もっと見る
千映
実家から米が届くという翁コンビニおにぎり買いに行く日々
12
もっと見る
へし切
白雲の絶えにし妹の面影に浮浮としまたゆく夢の通ひ路
25
もっと見る
千映
樹木の根相関図のごとあちこちに冬眠しながら春待ち続け
15
もっと見る
千映
四十年共に暮らした紅葉の木切った庭には新風が吹く
15
もっと見る
夢士
逝く君は西方浄土天高く佛に召され安らかなれと
18
もっと見る
西村 由佳里
ちりとりに雲の欠片を集めます見えない明日にきっと会うため
11
もっと見る
日置鳩子
地に眠り今後ひと目に触れずとも遥かなれや弥生の土笛
20
もっと見る
詠み人知らず
イケメンのダンスがうまいパフォーマー彼氏にいいがダンナになれぬ
3
もっと見る
詠み人知らず
コートよりジャンバーを着るジーンズの細くて長い脚の女子なり
4
もっと見る
詠み人知らず
マニュキアのなき日の女子の指に見ゆ伸びたる爪の白き先なり
4
もっと見る
詠み人知らず
焼きすぎたトーストはパパ幼な子に小狐色のママの愛情
3
もっと見る
詠み人知らず
また一人名前が言えぬ友が増えそのうち我の名も忘れゆく
7
もっと見る
[1]
<<
2164
|
2165
|
2166
|
2167
|
2168
|
2169
|
2170
|
2171
|
2172
|
2173
|
2174
>>
[2918]