詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
本日は柚子を湯船にぽこぽこと浮かせて湯船もぐら叩きで
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詠み人知らず
優しさは深奥にあって波の下あの断崖の青一色に
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滝川昌之
冬の陽を背中に受ける帰り道少し疲れた影に向かって
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詠み人知らず
蛤の吐き出す泡沫大輪の焦がれし異郷の薔薇を投じる
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詠み人知らず
心ある万象に届くうたのなか我らの声も謳い跳ねませ
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石川順一
大根のしゃぶしゃぶ繊維を多くとる人参よけて鮭も食べ居り
11
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石川順一
昼食はサッポロ一番塩ラーメンウィンナ二個に御飯は食べず
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灰色猫
愛という母性に従い守るべきものを守って生きゆく蟹座
14
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灰色猫
この頬をかすかに切った冬風は別れを告げにきたのでしょうか
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灰色猫
凍てついた玻璃戸ひらけば色のなき身を切る冬の風の舞い込み
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葱りんと
せっかくの 真白キャンバス カラフルな 色置きたいけど ナナカマドの赤
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千映
年末に向けて包丁研いでいる父の伝授の腕はたしかで
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夢士
今日もまたホームは人の波あふれ帰宅の遅れ蕎麦食て待つ
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滝川昌之
格子戸にリースを飾る違和感を持たせぬセンスが銀座なんだね
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へし切
歳ふれば何かはあはれならざらん暮れゆく空のこの三日月は
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吉野 鮎
三樣の意圖絡み合ふ冬至の陽射しくる路に薄き影曵く
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吉野 鮎
一途なるやけに重たき純情に八百萬絶句の微妙な女神
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灰色猫
秘められた乙女の恋は明かされず別れのときも笑顔で泣いて
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灰色猫
うらおもて手を変え品変え戦略を練りつつ燃える双子座の恋
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秋日好
黒白の壁紙模様は巡り来て人に変わって手前で遭遇
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