日向猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
盆休み休みの無い吾を待つ部屋に こもった熱気 鳴らない電話
13
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みなま
夏夜空 微かにけぶる北東に娘とふたり流れ星みる
11
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inosann
陽から目をそらさぬような向日葵をうらやむ吾は日陰に生きる
9
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村上 喬
それぞれに故郷の風を詰め込んで色とりどりのトランクが群れる
38
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紫草
寒い日が好きだと言った君といる暑い日が大大好きな私
10
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たんぽぽすずめ。
山深き谷間の淵の上に建つ墓石碑に手を合わせど一人
9
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inosann
連休は朝昼夕と食むことで地球の動きに付いて行ってる
8
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恣翁
怠さうにうねれる波を よろよろと 汚れし帆張る船ぞ越え来る
31
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詠み人知らず
居残りの夕陽のあたる校庭の 逢魔時に遊具が回る
19
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たんぽぽすずめ。
碧き虹照らす翼を折りて逝くアゲハへ天気雨よ降りたれ
6
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みやこうまし
記録的猛暑の印 図書館に涼を求めし人の溢れぬ
9
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inosann
右腕にかたよる日焼けに想起する営業任地に向かう朝ごとを
12
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紫草
摘まれても干されてもなお饒舌なカミツレのお茶を夜更けにいただく
15
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みなま
ねえ、あなた あたし不思議に元気です 何はなくとも食べて寝てます
17
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たんぽぽすずめ。
昼過ぎに朝露消えてねじ花となりし朝顔 美しきかな
13
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inosann
敗戦で葬られし真実のあらんか戦勝国がつづりし歴史に
15
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ビビ
目の前の君の黒目に舞い降りた幾億の星 僕も呼ばれた
11
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みなま
その昔不思議の国に住むという猫の皮肉な笑いの月が
13
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まぽりん
雪まろげ投げ交ふ子どもよそに見て猫はこたつに臥しまろびたり
28
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まぽりん
行方なき恋路にしばし惑ふらむ後れし雁に秋の風吹く
17
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