詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
「さよなら!」の連呼で終わる日曜の茶の間は洋画でおやすみなさい
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滝川昌之
冒頭の下着のシーン過ぎたれば行間となる長澤まさみ
13
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滝川昌之
俺じゃない誰かを選んだ君と観た映画を家で妻と見ている
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秋日好
雨音を嫌がる君は早朝に出勤するとベッドに潜る
16
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灰色猫
ぽろぽろと愛の言葉を零しつつ歩いた渚はそのままでしょうか
14
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灰色猫
言の葉の海に流したメッセージボトルのなかの想いは秘密
15
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石川順一
牛丼にサツマイモささる夕餉かなブラックインクやっと替えたり
9
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石川順一
洗濯の取り込み手伝ふ木曜日昼餉はラーメン胡麻がたくさん
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夢士
夕映えのなかまっしぐら常磐道突き進む先シルエット富士
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横井 信
冬の日の 青空惹かれ 歩き出す 赤き椿に 黄色い蜜柑
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詠み人知らず
傘をさし きなれぬコートに 詰めこまれバスのロータリー ただ人を待つ
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秋日好
ひとり分ディナーを作り寝てしまう自分の作れと愚痴りたくなる
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滝川昌之
「一ホール食べきらない」と寂しげに二人に戻ったイブ持て余す
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へし切
孫 二歳 無邪気な仕草その笑顔 可愛さひとしほ元気をもらい
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石川順一
味噌汁の雑炊嬉し冬の季語味付け海苔と林檎を食べる
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灰色猫
本能の赴くままに抱きあえば加速してゆく恋する惑星
17
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灰色猫
もうぼくら氷河になって眠ろうか地球が再び目覚める朝まで
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秋日好
プロセコの軽い酩酊助けにし本気のキスをひとつしてみる
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夢士
花金の面白可笑し帰宅の途アドリブトークのディジェイ車掌
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石川順一
一時間だけではさすがに耐えられずかえる少年ばかりを読めり
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