ながさきのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
中之島、浮浪の醜女も父母に 祝福されて生まれたろうに
10
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松本直哉
ことのはのなべてむなしくひびきたる墜落事故後追悼ミサに
4
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みやこうまし
落差ます夏の日陰の目にしみて大き木群の暗きに潜る
18
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詠み人知らず
自販機が古びたビルにかたむいて人影のない街を見つめる
21
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栞
夏の夜に寝苦しさゆえ目を開けば我に乗り上げ眠る愛猫
8
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恣翁
やまびこは 荒ぶる神を宥めむと 怒号に忙しく声合はせたり
29
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詠み人知らず
人生は楽しきものぞ酔うて寝て醒むれば酒がまだ残りをり
7
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cherry
幼子のじいじと呼ぶ声ふりむけば満面の笑みあふれるしあわせ
16
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詠み人知らず
風騒ぎ雨打ちつけるぼうぼうと雷鳴響けばかかってきやがれ
9
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大埜真巫子.
目を瞑り 螺旋階段 降りていく 仄かな霧が 足もと つつむ
16
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大埜真巫子.
寂しさは 割った花瓶のようなもの わたしは毎日 それを割ってる
16
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大埜真巫子.
暗やみに 放り出された水晶を 子どものころから 探しつづけて
15
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紹益
愛人と 時の流れに 身をまかせ つぐないすれど 別れの予感
12
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つゆくさ
咳がでて 寝ぼけまなこで肌布団かぶりまた寝るお盆もうじき
5
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水ノ衣
力とは何の為にぞ有りきもの広く他を手 伝う為にか
16
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詩月恵
私ならこう訳します I love you あなたの声に包まれてたい
25
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詩月恵
顔のないあなたに焦がれ泣きじゃくる今宵わたしは中秋無月
26
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詩月恵
夏休み最後の夜の寂しさは小さく燃える線香花火
26
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詩月恵
海を越え漂うペットボトルにも逢いたいひとがいたのでしょうか
27
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詩月恵
ありふれた言葉がとてもいとしくてこぼれないよう睫毛を伏せる
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