薫智のお気に入りの歌一覧
氷吹郎女@停止中
制服に収まりきれぬ可能性抱えて君は大欠伸する
10
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酔無
泣きながら自転車をこぐ泣きながら自転車をこいでみたかったから
9
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氷魚
植え付けた幸せの種発芽は未だ先あなたの中で強く根を張る
6
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悠々
陽光ヲ一身ニ集メ、生命呼吸ス裸木ノ枝、毛細血管ノ如シ
9
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林ユキ
顔のない街に沈んだ銀色をともして集ふ幻燈の夜
11
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林ユキ
みずならの樹によりそひて春待てばわたしのうちに湧き立つみどり
20
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久地宗吾
降る雨に濡れ陽に乾く永続を唯知れば今泉の下へ
3
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久地宗吾
十代の僕に待ってたふしあわせ味わい尽くしてなおも忘るな
3
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みなみぐち
惰性とか不純な気持ちを濾過したら「好き」が残るかわからないから
4
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みなみぐち
せつなさは水溶性でバスルーム苦しいくらい満ちるせつなさ
12
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みなみぐち
そういうさ裏切り知ってる濡れた犬みたいな顔はゼリー震える
2
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うにうに
太陽の出てこぬ朝はゆらゆらと前世の行いみなやってみる
3
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まるたまる
もうそこに彼は住んではいないよと言ってくれたらきっと楽だろう
6
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浅草大将
拾うなよ俺が死んでも骨なんか歌は幾つか憶えて欲しいが
15
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たちかわ
てを繋がないで帰ればかげさえもやさしい呼吸のともだちごっこ
3
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たちかわ
見返りが欲しい あいなんかにしない ための手段としてのやまびこ
6
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たちかわ
ひとりでも平気ですって慢心がポテトサラダを乾燥させる
32
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氷吹郎女@停止中
鞄から伝わる確かな振動にあわてて姿勢を正す終電
4
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氷吹郎女@停止中
春めいた陽の射す床に寝転んで玄関マットになれそうな犬
9
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神谷あを
鼻せんにマスク目薬医者通い花粉は知らず罪の深さを
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