石川順一のお気に入りの歌一覧
海原 真生
大人にはなれやしないねいつまでもピーターパンを追いかけてたい
4
もっと見る
海原 真生
極彩色 虹喰う鬼に食べられた虹は私の中の虹なの
4
もっと見る
くらら
枯れ枝に 渋柿ひとつ 残りをり 手つけぬ鴉は 何を思うや
21
もっと見る
詠み人知らず
女々しいの 嫌になるほどに女なの 恋などという呪縛のせいで
8
もっと見る
萱斎院
山里の軒端に積もる散りもみぢ 忘らるる身をうづみてしかな
8
もっと見る
詠み人知らず
「コンビニのおでんは買ったことない」とそんなに偉そうに言われても
6
もっと見る
詠み人知らず
咲き誇る山茶花あちこち町道に師走が「焚き火」を歌ふが如くに
17
もっと見る
詠み人知らず
温(ぬく)し日とえらんで網戸を洗ひをり老いが追ひかけてくる夫の背中
20
もっと見る
もなca
悲しみの知らせ届いて冬空を仰げばにじむ友の横顔
20
もっと見る
まあさ
掃除中 ひょっこり出てきた 手紙の中 あの日あの時 私の気持ち
23
もっと見る
千映
たき火とかあたって登校する子たち今の日本に何人いるかな
16
もっと見る
リクシアナ
ただしろくしろく広がる雪原に藍の静寂やまぶきの月
29
もっと見る
inosann
久々に眩暈が解けて健康は正常になることと気づくなり
14
もっと見る
松井一馬
夢なのはわかっていたよ青空に十三色の虹が出てたし
5
もっと見る
松井一馬
朝起きて顔を洗って永遠の愛を誓って齧るトースト
6
もっと見る
千映
冬空に空切るラケット音がして大人に勝った小六腕力
11
もっと見る
詠み人知らず
風景や音を文字には起こせない 風流欠如 シゴトぱんぱん
19
もっと見る
松井一馬
「花言葉なんだろうね」と言いながら歯のある花に食われていった
6
もっと見る
夕夏
はをゆらすかぜのすがたをけすこずえかれはかさこそちじょうをころげ
2
もっと見る
澄舟
所有するものは年々減ってゆき年々薄くなってく手帳
14
もっと見る
[1]
<<
2112
|
2113
|
2114
|
2115
|
2116
|
2117
|
2118
|
2119
|
2120
|
2121
|
2122
>>
[2319]