薫智のお気に入りの歌一覧
木村ぽて子
眠れない夜も貴方の体温と寝息で私の心安らぐ
9
もっと見る
おおみはじめ
ばらばらの言葉ひたすら集めても国士無双の歌とはならず
5
もっと見る
逢
「さよなら」とえんぴつで書く こすったらかすれてしまう悲しみがいい
43
もっと見る
わらこ
十七を乳白色の湯に沈め足の先から十八になる
26
もっと見る
わらこ
残された繋げなかった左手と悲しい歌がうまくなるわたし
6
もっと見る
みみ松
水仙が一気に咲いた清らかな少女が祈る姿にも似て
26
もっと見る
明応
子どもらと歡び重ね今日となるさくら色の花の咲く頃
6
もっと見る
わこ
わが君にわが君なりかと抱きすくめられり心の隅に鈴の音チロリ
7
もっと見る
まるゆ
この気持ち我が死んだら灰になるならばうたにし永遠にする
5
もっと見る
詠み人知らず
神様へ、連れてかないで宝物私の手にはそれしかないの
7
もっと見る
卯月
コンクリート・ロードが続くこの街にわたしはいつか帰ってきます
7
もっと見る
友
どうかみな無事でいてくれ友達のそのまた友達そのまた家族
13
もっと見る
夏緒
猫のごとはね起き宙をじっと見る世界が震え震える夜に
5
もっと見る
夏緒
子どもらの帰りを待てば砂場からアンモナイトのさみしい記憶
11
もっと見る
夏緒
えいえんによく似た夜の底にいてクリームパンの夢をみている
16
もっと見る
逢
「未だ来ず」だからぼくらはどこまでも「未来」をつくっていけるのだろう
19
もっと見る
きさ
震災で絶たれた命は多かれど生まれる命もここにまたあり
6
もっと見る
田中ましろ
こんなにも一方的な悲しみの果てにもきっと花は咲いてる
16
もっと見る
ぐるぐるフルール
生き延びた私は今を生きていく隣の人と手を繋ぐため
23
もっと見る
垂々
この川の流れに耐えてこの川の流れを笑ってここで生きてく
25
もっと見る
[1]
<<
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
>>
[245]