どるちぇのお気に入りの歌一覧
恣翁
舞ひ落つる名残の花に目もくれず 山の向かふに故郷を望めり
30
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恣翁
春の日は遅く 空しく座れるに 愁ひを帯びて 空暮れ難し
19
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亜希子
純潔を持たぬ この身に出来るのは 海のごとくに 赦すことのみ
5
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亜希子
東京は 植物だらけの森である 誰が言ったではない 今そう決めただけ
4
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亜希子
誰もみな 押し花になるのは 平気らしい 朝の篩官と 夜の道官
4
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紫草
賑やかな通りを過ぎて帰路につく待ち人の在る家の恋しき
23
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恣翁
胡人吹く櫓の笛の響くごと 一夜の風に梅花散り飛ぶ
21
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恣翁
扉の前で 君の嗚咽を聞きつれば 其の儘 廊下に立ち尽くしけり
35
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恵
校庭に二人立ちたる影法師離れたくない思いがのびる
30
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深倖(白子鳩)
夢にさへ 悩める我が身のこころには迷へるいくつの道すら見えん
4
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ふきのとう
はらはらと舞いては消ゆる淡雪のはかなきいのちは散る花に似て
15
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市川春水
春の城 風の通れる石垣に愛しき早緑 顔を出しけり
25
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桜園
前髪をぽつぽつきれば幼き日のわれの素顔が鏡をのぞく
21
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桜園
今日だけはこの食欲に身をまかせ口いっぱいに食む苺ショート
27
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桜園
雪の上にフリージア早も葉を広げ冬と春との境をみせる
29
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只野ハル
閉ざされたこのちっぽけな夜の底泣いてばかりじゃ溺れてしまう
7
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知久
恋をして歌詠みて識る心なき我にも優しき眼ありしか
2
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知久
さあ旅だ、体が熱い非日常堪えきれずに詠む浮かれ歌
7
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亜希子
お帰りと 抱きしめた君 温もりも そのままだった 七夕の夢
4
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夏恋
あれこそが一期一会でありました気づかぬうちに温もり残し
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