ほの香のお気に入りの歌一覧
河のほとり
さびしやと常は思ひし山里をさくらの雲の底に見るかな
10
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夢士
里山の桃に彩る笛吹きの郷に出で来る人を呑み込む
7
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南美帆
いくつかの疑惑の種が芽吹くとき聞きたいけれど聞きたくないの
5
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大埜真巫子.
ぬるい闇 かきわける霧 さむい空たたずんで ただ 見てきたものたち
23
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紹益
春なのに お別れですと 君が言う 断ち切るように 淡い期待を
22
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詠み人知らず
声聞けばふっと安らぐ人のいて さよならあなたと言えない私
15
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みやこうまし
咲き切りて桜は散れりあっけなく かくてありたし我が終焉も
21
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あんとん
往年のジャズ 聴きながら 水っぽい 珈琲すする 平日休み
5
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西村 由佳里
一日に二時間だけのあなたとのはちみつ色のひそやかな時
7
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詠み人知らず
いまいちどあの桜まで戻れたらあの日の君でいてくれるかな
6
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もなca
仄白いさくらの闇にさそわれてこのままきっと戻れぬふたり
23
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大埜真巫子.
風に揺れる 小さなちいさな 踊り子草 摘んでいた頃 やわらかな日々
31
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へし切
花のあと春の愁へにつつまるるこころの空に風が吹きゆく
43
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横雲
ふるほどに惑ふ夢路や潅仏会いかにいきむと甘き露汲む
5
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詠み人知らず
我の手をそっと離して歩む子の背中にちひろのまなざしを見る
6
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詠伝
養分に成り代わらむとす風前の根雪が促す過去の回想
12
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詠み人知らず
コンブレーどちらに行こう置き去りの過去につながるさんざしの道
12
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詠み人知らず
花冷えの月曜の朝伏したままうすぼんやりと魍魎になる
5
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みやこうまし
しなやかで優しく咲きし春の花 無常に習い無残に散れり
12
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葵の助
不自然に棒を一本書き足した名札引っ下げさあ二年生!
5
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