猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
浅草大将
昼酒にまなこ霞みて見る空はおぼろ月夜のひとときの春
27
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水島寒月
家並みの途切れてのっと現はるる富士の白さや電車の窓に
5
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貴妙法師
君の夢 見る苦しみにたえかねて 逢瀬をかさぬる 暁の月
5
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山桃
冬されば夜具のかぎりのぬくもりの愛しうつしみ吾が身を抱ける
14
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狭霧
心だに絶へず通はば雪閉ざし埋もるるともなどや憂からむ
9
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狭霧
雪深み問ひ来む人も絶ゆるかな踏み通うべき道もなければ
11
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狭霧
雪しまく峠の梅は散りぬれど花はこぼれてなお匂いけり
10
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狭霧
ひたぶるに降りて積もれる粉雪に賤家まろく埋もるる夜
12
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狭霧
梅園を日差し黄金に染め上げて光琳絵巻繰り延べおりぬ
7
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山桃
あらましに雪みる空ややぶるれば六花のごとき光かも降る
13
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狭霧
ぬばたまの闇に狎れぬる汝はいま金の眼のみで吾を追いにけり
6
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さる
若葉らの笑顔にわれは年忘れ純なこころに清めらるるは
7
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狭霧
万物を照らし育む陽の光まずは雪解の有り難きかな
5
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狭霧
辻が花 茶屋辻 雪輪 万寿菊 御所解 桧垣 観世水 梅
9
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狭霧
春くれば花の誉れを連れ舞わん胡蝶の夢は違わざりけり
14
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狭霧
千早振る神ならぬ身にあればこそ銭くれないと首くくるらし
8
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狭霧
積む雪のなぞえに萌ゆる花の色福を寿ぐ黄のあざらかさ
7
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狭霧
冬枯れの枝に萌え出よ久方の光ともがな園の白梅
9
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狭霧
曇りなき月の面を打つばかり寒柝は冴へ響き渡りぬ
8
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狭霧
栲の穂の衣の真袖に紛へるは雪をいただく庭の白菊
9
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