文麿のお気に入りの歌一覧
卯月
失ったものの全てを打ち寄せて記憶の中に浮かぶ海岸
13
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卯月
木の陰にひっそりと咲く花韮はきっと空から落ちてきたんだ
5
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卯月
幼子の目の高さにて苺棚真紅の粒を実らせてをり
11
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春咲
凛と咲む 睡蓮のごと あらまほし 濁れる世こそ 清らにあらめ
8
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詠み人知らず
一言も喋ることない日曜日 うがいくらいは声高らかに
19
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inosann
妻が問う「言うことないの?」を思い出し昨日の口論想って笑みする
12
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日向猫
濡れ衣だ!納豆で太るわけじゃない。真犯人はおせんべいでしょ?
13
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紫草
絶えだえにこの身を固く守りゆく新芽の呼吸の過ぎたるころは
12
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みなま
誕生日までは生きててくれたらな おそかりしかな六月二日
11
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みなま
ひょっとしてメールか着信ありそうで夫の携帯充電器にあり
9
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もなca
みず色や青やむらさき涼しげな色の増えゆく六月の庭
15
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聴雨
ぬばたまの闇深々としづみゆく月もとどかぬ夜の底ひに
15
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律
眩しくて すこしだけ痛い 遠い日の夏の果てまで青い空
4
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佐倉さぐ
いちごみるく、牛乳パックにティーバッグ、テトラポッドは さんかくしかく
4
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詠み人知らず
キッチンに娘と並ぶ休日は餃子の皮にしあわせ包む
24
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ヨシヱ マチコ
これからもあなたを好きでいることはつねに失恋するようなもの
11
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ヨシヱ マチコ
きまぐれに川上弘美をめくりつつ恋がしたい、とつぶやいている
3
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アナミ
春の日に桜のしたで取り合ったきみとわたしのポテトチップス
2
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春咲
人里の 時は流れど たたなづく 青垣山は 神代のままに
5
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inosann
休日にこうあるべきとの意味を問う四角に収まる天井を見て
15
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