沙羅のお気に入りの歌一覧
螢子
満月を隠して雲は流れゆくともに見上げる人などなくて
12
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螢子
知恩寺に手作り市の立つといふ十五日には人の集へり
10
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加祢
ゆとりなき糸にあらむや美しき調べをたちてさびし音の鳴る
21
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たんぽぽすずめ。
優しそな若き歯医者が三度目に言う(神経を抜く)で汗ばむ
5
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たんぽぽすずめ。
ラップした君のおこわをチンをして胸の温めり晩秋の夜
8
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詠み人知らず
紅の葉にそまりゆく花みずき赤き実つけてしっとり落ち着く
17
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きりあ
中ぐらいのくまの名前を忘れて小春日和に絵本を開く
6
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きりあ
誘惑は冬でも続く鍋に入れ食べたいものが多くなるから
5
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加祢
秋かさねまとふ葉菊の八重衣をりに雲井の空重ねみむ
20
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ベイジー
一分間 一分間だけ。言い聞かせ 君との会話思い出してた
3
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村木美月
ひざまずきこの身に受ける千の風いつかあなたに会いにゆきます
11
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向日葵
逢うことが叶わぬ人に想い馳せ深まる秋の夜は長くて
5
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詠み人知らず
頬つつきゑくぼになあれと願つても叶ふことなき願ひのひとつ
4
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福井大夢
さよならを言えずに去っていくことを青春だとは思わなかった
8
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卯月
変わらないものなんてない真空の彼方で星も死んでゆくのに
10
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恋花
蜘蛛の巣に切り裂かれたそら縫ふやうに飛行機雲がするり延びゆく
7
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逢
片想い「です」が「でした」になり 僕は君の背中を追わなくなった
14
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垂々
茶柱はおしえない(けど幸せに)最後の最後の朝のいじわる
23
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ふきのとう
原点に戻り名前で呼び合おう取り決めつくる結婚記念日
22
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山本克夫
おそらくは鳥になれない夕やみに漂うだけの羽毛をつかむ
10
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