聴雨のお気に入りの歌一覧
龍翔
初恋をハンドバッグに忍ばせて同窓会に出掛けてきます
10
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ゆびきゅ
髪に雨 肩に冷たい霧が降るあなたの夜をすべてください
17
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螢子
鬼の子と呼ばれたる日は遠くなり鏡の中に母見ゆる日々
16
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水島寒月
片付かぬ気掛かりひとつ抱えつつ城の下なる古道をゆく
4
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永鹿
曉の 月と杉とに 色添ふる朝顏はなほ 今日も咲きたり
5
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芳立
いづこよりこぼるる空や風の香も音にきこゆる藤浪の滝
12
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杏子
朝 起きて 目覚める事の 有りがたき我待つ仕事 ありて なおさら
5
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さる
庚申なにごとも吉けふなりと老春われはティシャツを着る
10
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日央
有明の月を眺めて歌にせむ せむと思へど吾が言足りず
6
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水島寒月
しっとりと木目に触るる心地して調べやさしき歌読みたれば
4
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芳立
しののめの闇空ひらくくれなゐに八重におりなす雲ぞ染まれる
8
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浅草大将
しき島のやまとごころの美しきは山芍薬のくれなゐに見よ
13
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浅草大将
武士のうぢの流れの絶えぬれば血のしがらみも跡残すまじ
15
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みづ子
しずかなる月の光で影法師ひとりでふたりの夜を歩くよ
9
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芳立
目をとぢて蒟蒻ゼリーに口づけば昔のひとの耳の味する
10
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リンダ
譲らずに罵倒するこえ震えおり愛したゆえに憎しみが湧く
6
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加祢
花生かす術知る母へ息抜きに葉傘トトロの二輪挿し選り
16
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でくのぼう
前栽に群れ咲く花の小手鞠に母を偲びて初夏の來る
25
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三沢左右
吾と世を結はひて光るたまきはる御魂糸貫きつむぐ言の葉
18
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庭鳥
青田海川越線は進み行く入間の川を越えても青田
6
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