大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
君の顔まともに見れぬうぶな恋前髪伸ばし視線を隠す
3
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inosann
眠れない夜をそのまま受け入れて床に吾身を委ねよこたう
16
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ふきのとう
駅前を行き交う人はそれぞれに何かを抱え何かを憂える
17
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イマココ
長閑なる 休日の午后 佇みしミルクティ色の犬と目の合う
4
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イマココ
浮世絵のごと斜めから降りつける雨は激しく水煙上げて
5
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イマココ
真夜中に 目覚めて気付いた満月に 敬虔といふ想ひ知るなり
6
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デラモルテ
春想ひ冬乘り越えて芽吹く今胸一杯の希望膨らむ
19
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へし切
閑暇得てうつらうつらと昼寝する鳥はさえずり夢見を覚ます
19
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ほとり
かなしみはこころの底にしみこんで深く冷たいみずうみになる
6
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ほとり
今はまだ書きあげていない小説の終わりをどこか予感している
4
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ほとり
いまはまだお腹が空いているけれど いずれ死ぬって確信してる
4
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ほとり
昨夜から喉の渇きが癒えなくて、そうだ、ピアノのしずくが欲しい。
3
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ほとり
しんしんとひとりぼっちが降る夜に未知なる色が発見された
8
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ほとり
あまりにもゆるやかだから知らなくて、そっか、私、絶望してる。
12
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ほとり
お願いはかなわなかった 誰からも忘れられたい花だったのに
6
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ほとり
細胞のひとつひとつをすみやかに正しい水でみたしてほしい
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ほとり
くだものは果てであること。果てしないいのちの果てになる糧のこと。
12
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午
病院のバス停の前にユキダルマ顔も手もないつめたかろうね
5
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午
あの夜明け床の目に凍み月光が生きたいのよねとあたしにいった
2
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島井うみ
前向きなあなたが好きだ 横にいるあたしになんか気づかなくていい
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