ながさきのお気に入りの歌一覧
有
安定と 平和こそ稀であるらしい 停滞しつつ ざわつく世界
3
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有
生きてると 言い切るほどの 気負いもなく 生かされている しあわせの国
2
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つゆくさ
できること 君の幸せ願うこと 思い出の君に 会いに行くこと
13
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つゆくさ
虫の音が優しく響き 慰める 誰にも言えぬ 我が胸の内
8
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つゆくさ
寂しさを 薄めて水に流せたら 泣きたいほどに 心が重い
8
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つゆくさ
引き留めることはできない 仕方ない 鳥は自由に飛んでいくもの
10
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紹益
また一つ 慣れ親しんだ 店消えて 足遠ざかる ふる里の街
17
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デラモルテ
舊暦の九月朔日昨日より一際涼しい秋の訪れ
7
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デラモルテ
仲秋のまだ色淺き黄葉の夕陽を浴びて刹那色づく
9
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松本直哉
花柄のワンピースきて吾妹子のくるままちをり陣痛にたへ
8
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西村 由佳里
コスモスは空ゆく風にあこがれて右へ左へ手を振り揺れる
16
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松本直哉
産院にこもれるつまにおはぎひとつ買ひもてゆけばよろこびにけり
6
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都詩
娘と交わす言葉がなぜか突っかかりしばし無言で互いを探す
11
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詠み人知らず
十年後オレは白髪になってるよ 言い聞かせてる自信ないひと
7
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詠み人知らず
山手線内側に住む閉塞感 綾瀬あたりに越してみたいな
8
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詠み人知らず
鼻うたを唄いて歩む野辺の道紅いべべ着た地蔵が笑う
16
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ふきのとう
紅に染まるずいきの酢の物を好みて夫は母をなつかしむ
17
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ふきのとう
危惧される地球温暖化の報道に四十年後の家族を思う
10
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只野ハル
赤信号の人形が踊り出し見てる間に青に変われば
7
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河のほとり
寝ねられぬ夜はつれづれときりぎりす雨ふる闇に絶えず聞くかな
13
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