薫智のお気に入りの歌一覧
れん
朝露にミドリの蕾ほころびて鼓動を抑へときめき隱す
6
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氷吹郎女@停止中
何気ない午後のつぶやき理科室の床に落ちてた教科書の隅
3
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さよここ
冬の海コートの裾は羽ばたいて異国の流木吾の墓標とす
6
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捨丸
友人や親にも言えぬ心根を 三十一文字に換えて封印
3
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卯月
忘れ物を届けに戻ってきましたと弥生の街に降り積もる雪
11
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浅草大将
花うたげ酔ひて開きしうらの戸の朧月夜にしくものぞあり
8
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山桃
人の世の思いを籠めて流す雛そこはかとなく歌の心地に
10
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てす
君に会い君に聞く前にあの歌を君が好きだって分かる近さ
2
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奥山敬太
勉強をしたくない日は花を買いアルジャーノンの墓を作ろう
5
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奥山敬太
六十五億の内の数人の愛情だけを理由に生きる
6
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たちかわ
f分の1のゆらぎを裏付けるへたな鼻歌まだ聴きたくて
13
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朋月
ためらわず君の名前を呼べたならそれがきっと友達なんだ
1
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島祝
補陀落へ佛の花を咲かせとや捨て身ぞつける新しき洲に
14
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島祝
ありがたや慈悲に光れる彌陀の顏雲や散りたる彌生の月夜
9
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芳立
ほのあかり含みわたれる夕雲にありかの知れぬ立ち待ちの月
14
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芳立
パン一枚コーヒー一杯そのすきに盛りの猫にスリッパかくさる
11
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芳立
さくら散るあはれあらずも沙羅双樹刹那に果つる花も直なり
10
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れん
私より私を語る紡ぎうた知りたいならば詠んでみなさい
3
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れん
おだやかで温かいけど風もないそれをあなたは愛と呼ぶのね
4
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れん
助手席で痩せていく月見上げてた次に痩せるのまた見れるかな
7
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