詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
「御守り」の友の言葉を携えて心震わせ電話をかける
14
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沙久
頂を目指す阿呆がひとりいて泣いているままただ駆けてゆく
16
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河のほとり
更けにけり声ほのかなるほととぎす夢かと聞きし空をながめて
14
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河のほとり
なか空の闇に燃えてはかつ消ゆる蛍は知るやおなじ思ひを
18
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詠み人知らず
そうやって敵を増やして偏狭が ぼくの面積 針ほどにする
18
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あゆか
弟と「まっくろくろすけ」探してた古い神社が取り壊される
9
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あゆか
サッカーのゴール手前で飛んだ靴キーパー拾いそっと「ドンマイ」
9
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紫草
でまかせのことばは風に飛ばされて誰かの胸の傷になるかも
22
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石川順一
多佳子忌に首の痺れがやって来る俳句に精進神に誓えり
14
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石川順一
コカ・コーラ準備をすれば首痺れ桃源郷のお菓子を食べる
7
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石川順一
ラーメンとお好み焼きを食べる昼冷凍がいいか手作りがいいか
7
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もなca
学びではなく遊びとして二歳児がつぎつぎこたえる世界の国旗
15
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中野美雄
笹百合の清にさやげる谷風に逝きにしきみの聲を偲びぬ
18
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石川順一
ヴァーモントカレーを食べる夕餉かな南瓜が三個独立に乗り
9
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石川順一
ごちゃまぜの俳句の紙を四季別に分ければ少しは見栄えも良くて
14
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石川順一
昼食に昨夜の焼肉食べ居たりシシャモも四匹まとめて食べる
9
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石川順一
オオカミの主体は全然分からない家畜を殺す、なので駆逐だ
10
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秋日好
三十一にどれだけ意味を突っ込むかお化粧するかそして変化す
14
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千映
もう少し雨が降ってほしいよと自然に無理な注文を出す
13
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まあさ
どこまでも あおい芝生を 散歩する 鳩を見つめる 紫陽花の花
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