薫智のお気に入りの歌一覧
氷魚
刻まれた三叉路わたしの生きる道何れを選べど誤答な気がして
6
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庭鳥
二週間お休みしますヒマラヤの国に行きます登らないけど
15
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リンダ
苦しくて泣きたい時も笑うこと繰り返しては燃え尽きている
10
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悠々
微かなる春の兆しに破瓜ありき少女微笑む微睡みの午後
15
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庭鳥
いないこと気づいてくれる?少しでもわたしのことを思ってくれる?
8
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うにうに
空に浮く花をみました喧騒がほどけて消える夕日の丘で
17
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浅草大将
から衣春もきぬたをうち日さす深山の雪ぞ解けそめにける
16
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詠み人知らず
ふと出会い約束したけど破ったから、航空券がゴミ箱にある
2
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永鹿
暮れに見し 人來ざりけむ 手水舎に 沈みし葉々は 今も覺ゆる
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光源氏
春を浅み君をしのびて詠みたればいづこより来むうぐひすのこゑ
12
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みなみぐち
失恋てこんなべったり張りついたテープを剥がす作業みたいだ
6
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詠み人知らず
三月の日差しは淡くあたたかく沼の底までやさしく響く
7
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詠み人知らず
この星でいちばん最後の花が咲くいちばん最後の蝶が来るまで
10
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うにうに
新月よ聞こえているか 慟哭を許されずただ立つものの息を
20
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れん
授業中視線絡ませテレパシー2年6組英語の時間
7
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瀬波麻人
もともとさなにもなかった俺たちがもとにもどっただけなんだろう
19
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笠原宏美
海岸に君の欠片が溶けてゆく私を揺らす風は青色
8
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笠原宏美
少女らをおほふ翼のむらさきは春雷を待つ木蓮のごと
7
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詠み人知らず
ラベンダーのホットパックを首にあて花の香に抱かれて眠りし
6
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詠み人知らず
うすももの薔薇の花びら風にまいゆらめきながら草のへに落つ
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