加祢のお気に入りの歌一覧
粕春大君
思ふどち霜ふる柴の戸を出でて帰郷未だしあかつきの影
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詠み人知らず
子の頬の輝きを宿す雛の衣かさね幾世も栄えあれかし
9
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粕春大君
霞たつ春あけぼのの山かげは薄くれなゐの花ぞ咲くらむ
21
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詠み人知らず
子らのこゑ花の宴に舞ひあがる雛もほほゑむその健やかさ
8
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螢子
ちらし壽司ふたりで食みし日を思ふひとりで過ごす雛の夜に
12
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螢子
凛と冴ゆ空気にのりて聞こえくる小学校の朝のはじまり
7
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螢子
やさしさが心に響く五十音あいから始まる日本のことば
18
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ほたる
プライドと呼ぶべきなのか いつまでも開花を恐れる蕾の堅さ
11
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詠み人知らず
まだ最寄り駅にも着いてない君へ今日はあたしの誕生日なの
7
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ふきのとう
粉雪はかくも美しく舞うものと空見上げれば小花のように
12
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ふきのとう
ひなまつり明るく歌う孫娘心和みて共に歌えり
10
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三沢左右
両つ目の 君を見ること下手なれば歪なるかな吾が恋心
12
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狭霧
桜月名はそれながら花ならで梢に白く降る春の雪
16
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きりあ
この街に降り残る雪東京にくれてやるからさぁ春よ来い
9
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恣翁
夕暮れに 門を敲きたる そは誰ぞ 雨と詩人と 散りゆく桃花
23
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芳立
ときならぬ月ぞ照れるとみるまでににほひたつかな散り梅の路
16
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光源氏
ことざまになりし心にはらはらと袂を濡らす春の淡雪
14
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さる
見る人もいまはなくなる雛飾り吾妻とふたり赤ワインのむ
10
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薫智
澄む夜空星を眺める二人きりいつまでも手を繋いだままで
8
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詠み人知らず
遠島のかすみに薄き影の上を群鳥つらね鳴き渡るかも
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