下地杏のお気に入りの歌一覧
じゆん
おいこして一人になった?おいてかれ一人になった? 道に迷った
10
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ほたる
先生の講義のノート見直せば「憶良の迷い」に触れそうな夜
7
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村木美月
最高の恋であるよりこの恋が 最後の恋でありますように
46
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たんぽぽすずめ。
ユーフォーの湯切りをずんちゃっちゃっとやりずん でこぼれて 死ぬほど好きだ
6
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たんぽぽすずめ。
ブラックの苦さを許す 優しげなミルクに賞味期限は 無けり
5
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キタハラ
指先のひかりがこぼれおちてゆきぼくは残らず声を失う
6
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のびのび
成人式ニュースに嘆くこの島は守礼の邦だったはずなのに
7
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銀ねず
しゃんとせぬ時だに人は有つものを死に近き蝉の転がりまはる
7
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たんぽぽすずめ。
脱がされて隠れたい程 恥ずかしい仮面を作る のは人だけだ
5
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たんぽぽすずめ。
遠い日の 頬の光りを撫でるかの秋の波長の 風へ染み込み
6
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ほたる
疑いを追及すればこの恋を失いそうです。ぬるま湯の夢
3
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うにうに
四角から三角になる まん丸を目指して駆けた男の体
8
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うにうに
絶滅を危惧されている夏空がゆっくり地平に傾いていく
7
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たんぽぽすずめ。
信号の脇で伸び行く向日葵に戸惑いながらアクセルを踏み
17
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やながわ亜弥。
送信と受信の関係なんだもの不思議なことは何もなかった
5
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綿花
割り切った大人同士と君は言ういつも奇数のわたしの心
36
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ムラサキセロリ
土砂降りの中は駆け抜く義務があるセーラー服は染み易いから
21
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ほたる
輪郭が一つに溶けてゆく夜に 罪と理性の境目はなく
59
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銀ねず
「ぽつねん」の響きはやさし繰り返し夜と部屋とを満たすその声
9
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虫武一俊
砂浜の白い椅子にもなれなくて部屋の隅にはペヤングの塔
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