時計台のお気に入りの歌一覧
茂作
キャプテンになつたと孫は胸を張る 去年は泣いてたサッカークラブ
13
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KEN
花終へて 早緑萠ゆる 里の山 あの頃の影 胸に落としぬ
8
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詠み人知らず
大親友 近しき場所の 引っ越しに 夫婦仲良く 故郷ギフト
6
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ななかまど
購いしシニア割引きの切符手にわれの齢を肯定したり
12
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ながさき
背後から 吾を追い抜く 風に乗り 蒲公英綿毛 浮かび飛び去る
10
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滝川昌之
第三次世界大戦臭わせてラブロフは犬プーチンの犬
13
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茂作
大風に討ち死に絶へる兵のごと 向きを亂して玉葱葉は倒る
13
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ななかまど
鉄砲に故郷追われる人想う野が新緑を盛りあげる春
10
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滝川昌之
園児らが稚鮎放流お互いの生命力にエールの交差
10
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千映2
差し伸べる言の葉優しく寄り添って退院祝う陽春の午後
6
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茂作
濃き薄き色を重ねて青紅葉 見上げる吾れに初夏の木漏れ日
16
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KEN
束の間の 時と戲れなむ 鯉のぼり 鉛の匂ふ 風吹く朝に
6
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KEN
まだ濁る 風と戲れなむ 鯉のぼり 昨夜の雨露 迸らせて
6
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詠み人知らず
ツツジ咲く 道を通れば 気も晴れて 赤やピンクの 色に奪われ
7
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へし切
そよ風に 藤の花房ゆれにけり ひとり祝ふか また一つ老い
15
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詠み人知らず
柄剥げて 二人で選ぶ 夫婦箸 大きな箸と 小さなお箸
7
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ななかまど
急がぬにエスカレーター踏み上る乗り方改革ポスター寂し
10
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滝川昌之
手の甲に俺の言いつけ書き留めて新人の一人ベタに輝く
12
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詠み人知らず
一人でも 生きていけると 我を通し 愛を欲しがる 捨て猫と知る
6
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茂作
まだ春と云へども今日の暑さかな コロナ五類は夢のまた夢
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