風花のお気に入りの歌一覧
芳立
身はいかにながらへやする昼も夜も風だに熱き夏の極みに
9
もっと見る
恣翁
生きながらピンに刺されて 震へたる白き蛾 嬲る女学生かな
16
もっと見る
三日月
熱帯夜 出づるを見届け 寝待月 蒼き朝には 君起く東
14
もっと見る
夢士
からすうり朝陽昇りてつる草の葉に絡みをり糸くずのごと
18
もっと見る
へし切
夏の野にひと知れず咲くひめゆりの忍ぶる恋は愛しかりけり
27
もっと見る
falcon
薔薇色のこころを染むる夕雲に別れし人のおもかげぞたつ
12
もっと見る
詠み人知らず
酷評の映画原作読み漁り心折れつつのめり込む 夏
6
もっと見る
只野ハル
エアコンの効いてる部屋に親寝かせ食器を洗う汗にまみれつ
13
もっと見る
只野ハル
猛暑日に夕立無くば暮れて呑むビールに了と即決を出す
13
もっと見る
コーヤ
天然の甘みと滋養成分の甘酒飲んで酷暑乗り切る
21
もっと見る
貞子
夜もすがら 闇に芳香を振り撒きて 明くれば眠る ジャスミンの花
8
もっと見る
コーヤ
お粥炊き米麹混ぜ発酵で自然のめぐみ甘酒できる
17
もっと見る
貞子
ゆたかなる 欅の青葉風に揺れ梅雨の晴れ間に 日陰を作る
5
もっと見る
水無月
みずみずし白桃の香に耐え兼ねてかぶりと口に夏を頬張る
7
もっと見る
三十四
祖母の顔眺めるだけの幸せを初めて知りぬ真夏の病室
18
もっと見る
詠み人知らず
アスファルト律儀に残る熱源が 静かな闇を 狂わせてゆく
16
もっと見る
乙
ひまわりを探して歩く青年のその足下にたんぽぽの花
7
もっと見る
詠み人知らず
時々のお一人様は愉しくてやめられないよ癖になるから
7
もっと見る
桐生賄
テディベア 八重のまあるい向日葵よ太陽みたい 燦々咲いた
11
もっと見る
都詩
抱き合いて波間に揺れるカップルを「真似たいよう」と夫の手を引く
24
もっと見る
[1]
<<
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
>>
[341]