詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
咲ききった花も悲しきゴミとなる収集車という霊柩車に乗り
11
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まあさ
つつがなく 過ぎたひとひの 夜に二人 そろって見上げる 上弦の月
25
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まあさ
どこまでも あおい芝生を 散歩する 鳩を見つめる 紫陽花の花
22
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まあさ
雨雲を 待ち続けている 紫陽花が 今日も見上げる 綿雲の空
27
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まあさ
さあ今日は 体育会だと 太陽が 朝早くから 張り切っている
24
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まあさ
運動会 終わったことを 見届けた 空が始める 梅雨入り支度
26
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只野ハル
プールで水中歩行する老人達の楽し気な声が聞こえる
15
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只野ハル
母を支える黄金の左の痛み治まらぬがだましだまし
17
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只野ハル
今日夏日二十八度のこの暑さアラ真夏日と呼んでみようか
16
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只野ハル
ほろ酔いの小さな憂さを晴らしつつ世界に満ちる不幸を忘れる
25
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只野ハル
室温のビール煽れば醒めかけにまた眠剤を飲むことになる
17
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林林
爪噛みて気づけば五ミリ減っていてそれでも噛むを止められなくて
8
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藤久崇
人はみな ただの糞なり 穢れては この世の畠の 肥やしともなれ
14
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藤久崇
同じとて 友となりしや 白菊の 畠に遊べる 白蝶の児ら
14
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藤久崇
夏雲や まばゆく清き その白に 輝きわたる 四方の海山
27
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藤久崇
朝雨も 気清く涼しき 水月は 知るや潤う 野辺の心を
20
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藤久崇
走るとも 駅にな着きそ かくままに ゆける緑を 今は見まほし
19
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ながさき
釈尊は 末法の世の 人々に 生きる勇気の 教へ遺せり
25
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ながさき
颯爽と 北の大地に 根を張りて 子らを育む 母は太陽
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林林
糸ようじかけて肩もみ頭もみ頸を伸ばしてあなたを待たん
20
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