水ノ衣のお気に入りの歌一覧
へし切
もう鳴かぬ蝉の骸を見つめおる去りゆく夏の淋しき夕べ
25
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小林道憲
そばの芽のひと雨ごとに伸びてゆく 茎の赤きも日々深まりて
24
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みやこうまし
雨止みて京の送り火大文字赤々と燃え涙を払う
16
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大埜真巫子.
一面の クローバーに ねころんで そのまま目を閉じてしまいたい
15
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大埜真巫子.
太陽が 吹き付けるように 肌を焼く とけていくのは 思考の渦だ
16
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詠み人知らず
いつもより素足に下駄をはく宵は君を追いかけ小走りになる
15
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みやこうまし
木暗れ道夏が深まりうら悲し 蝉の骸を避け避け通る
18
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ながさき
仏とは 「生命」のことを いう言葉 生の仏と 死の仏あり
10
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大埜真巫子.
薬を 飲んでも ひどくコドクで 意味さえ無い 虚無が続いて
13
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大埜真巫子.
たとえば 死を想うとき 逆転する 生きようとする 生きようと出来る
13
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大埜真巫子.
毎日を 映画みたいに 客観視 自分が如何に 恵まれてるか
13
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へし切
お互いに意味の異なる記念日を集ふ悲しみ終わらぬ戦
24
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みやこうまし
百日紅薄紅色に萌える空 つくつくぼうしの鳴く声渡る
23
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河のほとり
山里は雨ふるらむかよそにだに見るもさびしき夕ぐれの雲
10
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へし切
ゆく夏の陽射しやわらぐ風の中名残り惜しむか秋茜とぶ
26
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河のほとり
海ちかき宿りに一日聞きわたす波の声こそ涼しかりけれ
13
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灰色猫
炎天下 入道雲は 湧きあがり 高校球児が 夢を追う夏
29
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大埜真巫子.
現実と夢との交錯 明け方の真夏の蒼い匂いがしている
20
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大埜真巫子.
情熱が 埋み火みたいに いつまでも わたしを急かす 生きろ 生きろと
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大埜真巫子.
病気なら 真実が見える? としても 幸福じゃない 見えなくていい
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