日向猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
願わくは第一宇宙速度得て 君んちの上とび続けたい
9
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詠み人知らず
テラスなう自然を買ったと無理やりに 納得しよう街も近いし
8
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詠み人知らず
河川歩道冬戻りして落ちる雨 アマチュア走者顔を歪める
12
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詠み人知らず
救急車追いかけながら吾子の血よ 止まってくれと止まった思考
7
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南美帆
駅前のミスドで待ってて王子様終電までのシンデレラより
10
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小林道憲
葉若き欅の幹のこずえより 喉赤き鳥の見え隠れして
10
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詠み人知らず
ひとひごと あらわになりてゆくものに麻痺していけり 春の黄昏
12
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村上 喬
生命を宿して森は千年を寡黙に過ごす傲りもせずに
39
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あまおう
彼女より 頑張ってると 主張する きみが仕事を 邪魔しています
23
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あまおう
女性から 評判悪い 彼女だが 仕事は、そつ無く 外連味がない
15
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片井俊二
目薬を垂らせば視界波打ちて水面見上げる魚だったころ
11
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大埜真巫子.
いい人に いい本に あう その時は 自分の心が きれいな時だ
68
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詠み人知らず
大人げない 大人になれぬ まま故に行きつ戻りつ 行き止まりです
5
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夢士
兄弟の集まり来る春の宵六人となり椅子の数増す
12
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みなま
残照を遮るやさしい雲の鱗もういらないと顔をあげおり
7
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紫草
久しぶり杯を重ねて語らいぬ夫を見るのも案外楽し
21
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河のほとり
白露と風のみやわが友ならむ身を物思はぬ草となしても
4
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恣翁
磨り減りて 面立ちすらも朧なる石仏群の 木洩れ日に映ゆ
61
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へし切
手のひらを丸めてつつむ幸せを逃がさないでとはにかみて咲く
24
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桜園
姑と夫二人並びてたこ焼きを食べる姿にやっぱり親子よ
13
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