まがねのお気に入りの歌一覧
へし切
独り寝の 侘しさつのる 秋の夜は妻の枕を 傍らに置き
62
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紫草
暮れなずむ町に明かりが灯る頃家を出ていく母にも事情
19
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日向猫
宇宙を超えてラ・ラ・ラと飛んだ科学の子人類にも同じ心はありや
20
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ふきのとう
わが友は若き娘を亡くしたり喪中はがきに胸の痛みて
14
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いちにのパッパ
川べりの土手に上れば殿様に見えたバッタもちっぽけなもの
3
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恣翁
空低く 牛の伏すがにゆったりと 水平線に佐渡の横たふ
26
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ふきのとう
晴れ着きて父母に囲まれ三歳は秋の日差しにやわらに笑みて
14
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みやこうまし
生きる意味追及するが人生と 太宰を捨てし我が青春譜
16
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浅草大将
夕されば身をこがらしの吹きあれて胸にたき火ぞいよよ熱しも
7
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あき
嫌われるほどの仲でもないことが幸いだとかそうでないとか
15
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詠み人知らず
帰り来る日向の匂う少年の 「今日ね僕ね」を待っているのだ
12
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へし切
近頃は 軽自動車も 高級に経費節約 何処吹く風か
7
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ヒナ・ヒナタ
赤い糸からまる街でいたづらに目配せなんて魔女のようだね
12
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みやこうまし
秋しぐれ袖吹き流し飛ぶ雲の陰よりのぞく白き太陽
9
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inosann
過去よりも短き未来の人生に何をえがかん 青空の下
17
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ふきのとう
故郷は遠きにありて時おりに思いおこせばぬくもりのあり
14
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みやこうまし
老木も枯れずば水を吸い上げて地球の緑保ちいるかな
15
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みやこうまし
木枯らしの野球広場に子等見えず砂塵が舞いて踊る辰の子
12
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横雲
秋深み涙の色の跡たえてうとき手枕いくよへぬらむ
7
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詠み人知らず
片仮名の軽い語感に便乗し「アイシテル」って つぶやいてみた
19
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