ほの香のお気に入りの歌一覧
桜井凛香
カランコロングラスの中を浮き沈みゆれる氷も溶けて八月
16
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詠み人知らず
丁寧に洗濯物を畳みつつ 雑なあなたを愛しく思う
22
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ながさき
潮風に 吹かれながらの おにぎりは 優しい祖母の 面影浮かぶ
31
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夢士
歳かさね青春の日々甦り炎天の道己を試す
13
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紹益
太鼓の音 遠い記憶を 呼び覚ます 紅燃ゆる 篝火の下
18
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恣翁
暈となり 街燈巡る静けさを 時折破るカナブンの音
19
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詠み人知らず
三日月が流れる雲間に見え隠れ 鳴らないコール待つ長い夜
18
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村上 喬
あわもりは柑橘系をともなって琉球ガラスの涼やかな青
25
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へし切
挫けまい歯を食いしばり泳ぎゆく波間に見ゆる島影遠し
16
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朝がお
楽しみは来るといいなと思う事だから今日はうふふと過ごす
10
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紫草
薄暗き階段降りたその先に屏風一面立葵咲く
26
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ぎんこ
立葵ゆれる炎暑の父の家小さき祖母が水おけ持ち来る
8
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詠み人知らず
星空の窓を開ければティンカーベル飛んだ気がした夏休み前
21
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夢士
雑用の渦にのまれて泳ぎをり岸に上がれば盆も過ぎゆき
13
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洩矢転石
大人への階段にある踊り場でぼくらはあの日キスをしたんだ
9
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みやこうまし
祭列の都大路を見上げれば 薙刀鉾が梅雨空切れり
24
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南美帆
夢の中逢えて嬉しく目覚めればメール届いて今朝も幸せ
8
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へし切
子も巣立ち此れと不満は無けれども何故か侘びしき君の居ぬ日々
30
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あまおう
Tシャツの深い貴女の胸元は まだまだ白くて夏はこれから
26
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小林道憲
峠より開けし平野眺めれば 二筋の川光り輝く
25
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