藤久崇のお気に入りの歌一覧
Chico
春一番 脳内娘まろびきて 「 だいこんあらわぁ! 」 きみも感染?
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半格斎
ぶりかえす暑さに泣き出す声もなく蝉のなきがら道の辺にあり
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半格斎
穗の立ちし稻田の緑はおもむろにまだらの黄金に変はりゆく里
24
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半格斎
南行き傘をかむりし月を背に夜間飛行の点滅は消ゆ
22
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半格斎
秋櫻の花見初むれば秋風に群れ飛び移ろふ秋茜かな
22
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半格斎
秋の陽はいつともなしに柔らかく樺の木のもと陰もいとほし
24
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半格斎
もみじ手をふりておさなの帰り行く遠き別れやかなしかりけり
24
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半格斎
子等来むと横断歩道に立待ちの旗持つおうなは朝霧にぬれ
26
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半格斎
火照る身を褥に横とう夜もすがら月のかけらを抱きねむらむ
25
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半格斎
戀わすれ白きうなじのいとしけれ夕餉の支度の君のうしろに
25
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半格斎
蔦紅葉時雨に濡れてや色まして秋の深山の夕間暮れかな
26
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半格斎
塩漬けの桜花弁はひろがりて伊萬里の碗に春は滿ちゆく
27
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半格斎
おくられし菜花のおひたし味わえば甘ほろ苦き房州の春
27
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半格斎
いわし雲立秋の空にたなびくも 地に熱こもりてはけぐちもなく
11
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半格斎
ネギならぬ茗荷の薬味冷や麦を すすりて聞こゆ遠山の鳩
13
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半格斎
穂の向きを揃えて風にゆらめきし 里の稲田は秋になりゆく
14
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半格斎
穗を垂れて黄金にかはる山際の美田を渡る風いとほしき
62
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せし
かっこつけ、痛々しいよと言う君のやめてくれよと言わない理由
5
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まあさ
「この間取り、この梁の出方、昭和やね」帰省の度に息子が笑う
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まあさ
今日光る 四月のひかり 存分に 堪能している 草木花華
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