林林のお気に入りの歌一覧
葱りんと
秋晴れに夏の残りを洗濯し 乾けよ乾け 心の澱も
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葱りんと
和を持って尊しとなすは大事だけど 和は難しく遠としとなり
6
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葱りんと
祭りに雨 客も売り子もハイになる 綿あめ溶けるスピード速し
3
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葱りんと
久々に 持つ鉛筆の切っ先が 胸突き刺さる もっと学べよ
14
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葱りんと
ひな祭り 親戚女子会 お茶飲み会 無病息災 カルピス乾杯
9
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葱りんと
幸せのものさし親子で違うこと 子である時は知っていたのに
14
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葱りんと
下ぶくれ 娘の笑顔に よく似てて おかめ納豆 いつも手にとる
12
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栞
強いから泣かないんじゃない弱いから 心の揺らぎを隠してるだけ
5
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栞
さんざめく金曜の街に降り立てばますます募る胸の粟立ち
4
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栞
夕焼けに濡れたわたしの髪の毛も瞳も皮膚もきみのためにある
8
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栞
天空に神が棲まうなら山頂で消えた命の意味を教えて
12
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栞
二粒の錠剤と共に飲み込んだ不安、ため息 力に変われ
10
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栞
風が啼く声を遠くに聴きながら五年後の我を想像する夜
13
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栞
寒がりのきみのコートで冬が来る猫背のきみと歩いてる朝
8
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栞
きみがいる わたしの視界の真ん中に 弾む膨らむ気持ちの日曜
9
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栞
本当の感情だけで生きている猫と暮らして救われている
18
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栞
あたたかな春の陽射しを浴びてなお冷たいままの我の心は
7
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栞
母親とはぐれて泣いてる少年もいつか誰かを泣かせるのだろう
10
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栞
やわらかに春が来てるよ 寒がりなきみが好きだと言ってた春だよ
16
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栞
なぜきみは黒い冷たいその孤独選んだの わたしを選ばなかったの
13
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