林林のお気に入りの歌一覧
みなま
ひたすらに無事に還れと祈りつつ御守り袋の紐を結びつ
16
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みなま
空に月 寝床に吾子のある春の平和な夜のはじまりでした
13
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月虹
啄んだ果実は恋の味がするあなたに留まる鳥になりたい
27
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風花
古き友と訪ねし寺に新しく幻想的な光の踊る
10
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風花
小さき灯提げ人力車ひた走る大通りの中車に紛れ
9
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詠み人知らず
フェンスには毛布二枚と敷布団 それだけでもう 有りがたいもの
9
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詠み人知らず
夕焼けが小さくなるの見もせずに 酒蒸しのアラ あら美味しいかも?
10
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詠み人知らず
春は来ぬシーズン初の冷房に 走る小部屋は サザンが似合う
12
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秋日好
アルミ箔 ペットボトルと携帯と銘々鍋の固形燃料
5
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秋日好
「梅切らぬ馬鹿」とはいえどいつどこを花愛でるより枝つき眺む
10
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秋日好
さし木して殖やした花が独り立ちフラワーショウに出展される
10
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秋日好
桃缶のイッキがしたい何だろう深層心理を探るのも野暮
10
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月虹
枝垂れては春を彩る桜色恋におちゆく放物線たる
27
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月虹
咲き初める桜は恋を見守って二人を包む幸せの色
62
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詠み人知らず
特急のドアのほとりが指定場所 ひと駅ぶんの ボーッとタイム
14
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恣翁
県令の帯びたる印綬 民草の生き血で 朱に染まりしものぞ
11
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ゆり
塀沿いにいまだ香らぬ沈丁花キジバトぽつり途方にくれて
8
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ゆり
青空に白いこぶしは手をひろげ入学式の子らを待ってる
7
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松本直哉
ヰオロンの弦玲瓏となりいでて春のソナタのしらべなつかし
2
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詠み人知らず
どこからかタイムアップの電子音 朝のことゆえ 目玉焼きかな
15
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