詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
あゆか
ニンジンを皮ごと煮込む新習慣すぐに酵素よ働いてくれ
8
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kingface
猛然と断捨離励む妻の手は息子去りても相も止まざる
5
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中野美雄
子ガラスが甘え聲で鳴いてゐる嗚呼なれは子にいかにこたへし
7
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秋日好
後の世はまた酔いながら赤児から悔いの雫に付き纏われず
14
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inosann
「ラインってメールで書き込む伝言板」と未だガラケーの妻に説くなり
19
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千映
清々し朝の庭にいて「おはよう」と声掛ける花笑顔で返す
14
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千映
身内でも威圧感じる会話では言いたいことが言えぬことある
12
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まあさ
梅雨入りを 前に購入 した二冊 雨が降る日に ゆっくり読もう
17
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詠み人知らず
久方の 月影清けき初夏に 憂き心あり 風に揺蕩ふ
26
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詠み人知らず
その肩に凭れし者は酔わさるる 君歌ひたる雰囲気がごと
15
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詠み人知らず
汝の目にはどう見えてるの? 少しだけ芸を覚えた珍しい猿?
12
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詠み人知らず
同居人 寝起き悪しかり慌ただし 空けし壜を片付けもせず
12
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詠み人知らず
優しくも 掴みどころのないあなた 悔しいけれど惹かれているの
16
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び わ
脅威なり真竹は伸びる地下茎が地面をはって天を目指して
6
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中野美雄
桑の木のかなたのそらのグラデーション逝きにしひとのパステル画のいろ
11
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中野美雄
さしてくる朝のにほひをとらへむとくわの木末にめをこらしぬる
6
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児島白汀
良寛に見習いたくも及ばぬは こだわりを捨て日々をたのしむ
10
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灰色猫
美しい大和言葉を響かせようカタカナ言葉は傍らに置き
18
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灰色猫
春でなく真夏でもない七分袖手首の傷は晒されたまま
18
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灰色猫
ボルドーの注がれてゆく赤色は美味に滴る血の味に似て
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