林林のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
洗顔に水仕事にも給湯器 要らなくなって桜はおわる
15
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詠み人知らず
日の丸がテレビでなびく早き朝今日も明けるよ日本の国が
4
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詠み人知らず
半袖で花見をしては花冷えでジャンバーを着る春の日々かな
4
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詠み人知らず
便箋にペンで手書きのラブレター好きですという初恋のとき
4
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詠み人知らず
公園のベンチにすわる我を見て鳩やすずめがつぎつぎつどい
12
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みん
猫背気味、敬語が苦手、目が悪い もーっともっと君を知りたい
12
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浅草大将
ながめ行くつかまの花のつかの間の春の旅路も命なりけり
6
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浅草大将
みすずかる信濃のくにの春かぜに聞かばや花もさくの草笛
8
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よすが
うれしいも悲しいもただそれだけでからだの内を満たすしあわせ
5
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よすが
カーテンの足りぬ裾からすきま風からだふるわせ顔をしかめる
2
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よすが
一人立つ 見知らぬ街のにおい、風 思いきり吸う 目からあふれた
4
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よすが
空高く海より深く歌う声どこか遠くの心震わす
7
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よすが
手をつなぎ歩くうしろの老夫婦いつまでこうしていられるのかと
5
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夢士
城崎の川面の風に青栁路ゆく二人仲睦まじく
15
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へし切
惜しむれば散りてぞ後の花いかだ名残を人の胸にとどめて
25
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月虹
病院の中待合いは生命の境界線を淡く仕切って
27
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月虹
静寂の夜をさ迷う旅人は恋の行方を探しあぐねて
27
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月虹
人生の峠を超えて仰ぎ見るまだなお深い森の奥行き
27
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月虹
カラカラと渇いた音を響かせつ夏の孤独を吐く換気扇
27
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月虹
透明な恋はできない鈍色の曇り空から漏れる陽光
27
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