藤久崇のお気に入りの歌一覧
沙久
優しさはどこから来るのか胸に問う「多分それはさ他者由来じゃない?」
18
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沙久
強弱を繰り返す波にこすられて小舟はまだ見ぬ貴方へ向かう
22
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滝川昌之
「そういえば、みどりの日だね」 と雑草を庭で抜きつつ二人で笑う
36
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滝川昌之
連休に帰りはしないお盆にも もうこの街で生きてゆくんだ
35
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滝川昌之
ひと雨でこれほど深くなるミドリ 伸びゆく日々を謳歌する木々
32
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滝川昌之
不意にきた雷雨に水を得た鯉は龍を目指して空翔けあがる
22
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滝川昌之
薄日差し 鉢を洗えば金魚たち 風も若葉も楽しんでいる
25
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滝川昌之
初夏になり入日薄れぬ西窓に若いモミジの葉影やさしく
28
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滝川昌之
兜出す 古い箱には祖父の字か 父の名前と 私の名前
33
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滝川昌之
ハンカチをタオル地にする衣替え 妻の気遣い汗も光らず
28
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滝川昌之
同世代 職場デスクに子の写真 守るべきもの持つ戦士たち
21
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滝川昌之
病室にカーネーションはいらないと強がる貴女の背中が泣いた
33
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滝川昌之
雨上がり 朝 駅までの自転車は 突撃隊の虫をかわして
20
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滝川昌之
「まずビール」そんな顔したアジサイが ごくごくごくと雨すいあげる
29
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詠み人知らず
ケロケロと蛙の大鳴く曇天を 見上げ雨讀み 田舎者が行く
12
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千映
墨染が江戸の時代の花街か友住し町懐かしく思う
13
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灰色猫
鉄塔が壊されるのを待ってる支柱を強く蹴飛ばしてやる
14
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まあさ
母の日の プレゼントなら 一生分 君が産まれた 時にもらった
27
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ななかまど
田一面かよわき早苗おちついて 思いは秋の黄金のみのり
8
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沙久
「母の日は、沢山我がまま言ってね」と末っ子の君がエプロンをする
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