詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
都心より新幹線で西進す辿り来た道遡る肌
18
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石川順一
この柿は若葉を沢山茂らせて吃驚仰天させたいのだな
16
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あゆか
転んでもソフトクリーム離さない五歳児なんて侮るなかれ
46
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灰色猫
穢れなき真白であった堕天使の黒き翼の虹の光沢
15
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灰色猫
幾千の手紙が空から降る夜に郵便ポストは役目を終える
16
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灰色猫
海、そしてあなたが眠る深海の青き毛布は闇に乱れて
17
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灰色猫
いつまでも過去に縛られ泣くよりも過去を糧にし笑っていたい
20
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中野美雄
鴎河原に夕日浴びをり汝もまた狂へる波を見捨ててきたのか
9
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び わ
雨けぶる九十九里浜白き波どどーっと叫び何を訴え
10
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詠み人知らず
人のため 心変はらず 故里は 花ぞ昔の香に にほひたる
18
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詠み人知らず
さ緑の若葉 繁きに一際に 赤き新芽の艶 眩しかり
23
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詠み人知らず
素敵なり 謝して笑めども 見つめては 直に値踏みを はじむる俗物
16
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詠み人知らず
女であれば 誰もが物を 嬉しがり ありがたがりて 戴くらめや
15
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詠み人知らず
伝へれば 困惑顔で身動かず 縫いとめられし傀儡がごとく
16
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中野美雄
風鳴りて桑の木搖りて雲走り絶え絶えにさす日のかげの黄金
10
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まあさ
これからの ひとつき半の 雨の日の 過ごし方など 考えてみる
19
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恣翁
水底ゆ 見上げし水面の裏に泳ぐ 魚のごとくに 鳥の影過ぐ
20
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桐生賄
お気に入り 猫顔文字を 使うため 用も無いのに 子へメールする
21
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詠み人知らず
新生姜 瓶の中で頬染めて澱む空気を閉じ込める魔法
5
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詠み人知らず
爪を切り爪弾く弦からアダージョの丸めた猫足奏でる月夜
5
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