詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
明け方の 薄闇の中 眠る君 そっと見留めて 瞼を閉じる
8
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詠み人知らず
感性は沈黙のまま守ること表現するべき術を得るまで
7
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詠伝
待ちわびた陽気に反し伏す我は日陰に生きる者と知るなり
18
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葱りんと
オレンジの 夕日「キレイ」と 言い合えた 綺麗に締まる 今日のおしまい
15
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石川順一
大雨は深夜を濡らす煩悶が水の落下に溶け込まぬよう
9
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灰色猫
憧れも成りたいものも破壊して純真無垢な歌詠いたい
18
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秋日好
積乱雲 空が雷雨を溜めている 日本の夏の終わりのような
19
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秋日好
初薔薇雨だれ受けて色涼しソステヌートの薫り待たれる
22
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まあさ
リハビリを 続けた夫が 四ヶ月 ぶりに自分の ベッドで眠る
23
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野々花
青い花ばかり集めたガーデンは花盛りでも何処か淋しい
18
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野々花
まだ髪に似合うでしょうか柔らかなしろつめ草の冠を編む
26
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千映
ピンク系小花を集めた庭の隅乙女こころに花が寄り添う
13
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詠み人知らず
やさぐれは場末の酒場あとにして 側溝に向け 悔恨を吐く
20
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リクシアナ
水まろみ翠深むる空知川櫂繰る人の白き夏の背
26
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まあさ
雑草と 呼ばれる草々 背伸びして ベランダくすぐり くすくす笑う
24
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中野美雄
朝かげにひらく苧環うすきいろさみどりの蕊かがやきにけり
11
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リクシアナ
思惑の渦逆巻くる混沌を煮詰めて苦き妙薬を賭す
18
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野々花
吹く風に若葉の緑溶け込めば夏が始まる微かな予感
24
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リクシアナ
山うどの青き香りを籠めて揚げピンクソルトをあしらう夕餉
25
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リクシアナ
繚乱の季は短し雪柳枝垂れるもとに散る鬱金香
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