林林のお気に入りの歌一覧
南美帆
木蓮の花を見上げて手を繋ぐ娘もいつか離れゆくのね
23
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南美帆
切なくて泣きたい夜もあるけれどあなたを好きになって良かった
48
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南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
65
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南美帆
忙しく朝の支度に落ちつかぬそうだ君からメールがまだだ
6
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夢士
たれ込めし卯月の空の桜花散りゆくまでの時を数えむ
14
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寧々
掌に飴ひとつのせゆるゆると笑ふ吾子居る花降る午後に
6
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寧々
かじかみてちひさくなりぬ我の手をくるりと包む君の餡まん
5
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寧々
薄墨の空より落ちる雨粒の行き着く先はさくらの海よ
5
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寧々
黒曜の空より沁みる雨粒が傘を流れる我を急かしぬ
7
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寧々
ひとのよはくるり周りぬ觀覽車今日の景色は一期一會に
6
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寧々
變はりたくなきものもあり靴磨く緋色エナメル朝日輝く
6
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寧々
街角に立つジャスミンの白蠢ゐて異國の香り漂ふ日暮れ
6
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寧々
枝葉搖れ手招きされて散歩道森の傍など通らぬやうに
6
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寧々
道の端につつじこんもり見てをりぬ何處からきた客人かしら
6
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寧々
ささくれた疊に坐りかきごほり硝子の底にはまだ初夏の蒼
7
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寧々
朧月照らす緑の木々が搖れあちらこちらの猫が往きかう
7
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寧々
幼子のゆらすぶらんこぐらぶらり午後の電車はいそいでおります
7
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寧々
櫻咲く戻れぬ橋をわたりゆく戻らぬ場所を故郷と呼びぬ
6
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寧々
花見れば千千に散りたる戀想ふぐねりの根もと脱け殼ありて
2
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寧々
薄紅に霞ゆく夜に風吹けば宴の聲は密かになりぬ
5
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